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ご機嫌

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一介の会社員なので、健康診断に行く。なんか毎回憂鬱なのはなんでなんだろう。 今日も朝ごはん抜きに病院へ向かった。水分摂取はこの時間までと指示があるので、本当に熱中症になるんじゃないかと考えながら、じりじりと焼けるような夏空の下を歩いた。 わたしが不思議なことナンバーワンは、家と病院で体重が違うこと。年始から運動をし始めたのでときどき体重計に乗るけれど、病院の方が軽いし、なんなら5kgくらい違う。病院に忖度されすぎなのか?ついでに身長が伸びていて169cmになった。170の大台に、いまからでも乗れるのか。今後に乞うご期待。 わたしが苦手ことナンバーワンは採血である。別に採血で不都合があったことはない。たぶん、採血は嫌なものだという先入観が払拭できていないだけだ。もしタイムスリップできるなら、先入観が刷り込まれる瞬間を阻害したい。 採血のときは、毎回同じポーズを取ることをルーティンとしている。左腕を差し出し、顔は右側に背けておく。髪の毛で視界を遮ったら、苦手なのを察して看護師さんから優しく話しかけてもらえる。ただ、針が刺さってるときには1mmでも動くのがこわいため、蚊の鳴くような声でしか返事ができない。今回の採血終わりに「今日1番採りやすかったよ」と言われて、少しご機嫌になった。今度から自己紹介のときは「採血しやすい血管です」って言おうかな。ご機嫌になったから、健康診断が終わった後、近くの美味しいパン屋さんに寄って帰った。 今日唯一の心残りはカメラを家に忘れたこと。外に出て晴れた空を見たとき、手元にカメラが無いことに気付いた。普段は持っていても使わないことばかりなのに。今日はこんなに良い空だったのに。でも、まあ、そういうこともある。 最近読んだもの スタートオーバー 1巻 本屋でうろうろしていたら表紙が気になったので購入。 転校生の男の子の人格がコロコロと変わって、主人公が振り回される話。その奥の謎がちらちらしながら、引きで終わってしまったので早く続きが読みたい。こうやって表紙買いでおもしろいマンガに出会えたら嬉しい。 死に戻り令嬢のルチェッタ ファンタジーものというだけで読まずにいたのだが、1巻を読んだら止まらなくなってしまい、全部読んだ。天乃先生の作品を見るたび、すれ違い両片思い万歳になってしまう…!タイムスリップものとしての展開もハラハラして、恋愛もそわそわする。...

推し到来、7月

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4月ぶりの推しのイベントだった。本当は6月にもあったけど、なんだかんだ外出の予定が立て込んでおり諦めた。毎週のように週末に出掛けるのは、わたしの体は耐えられない設計になっているらしい。だから、無理はしない。 7月のイベントは、元々彼女が所属していたアイドルグループのメンバーと2人でのイベントとして組まれていた。もう1人のメンバーを見るのは、グループが解散して以来初めてになる。というか、解散して以降、ほとんど推し単独でのイベントにふらりと行く程度だったので、他のメンバーとのライブの空気感もすっかり忘れてしまっていた。 イベントはシャンパンコールから始まる。お客さんがシャンパンを入れることができるので、まずそれを開けて乾杯する。土曜の昼に聞くシャンパンコールは、なんとも居た堪れない気持ちになる。コールがけっこうイケイケな感じで(他にどんなのがあるか知らないけど)、大阪を感じた。自分もオリシャンを入れた経験があるので、なにかを言う筋合いはない。 ライブは2人で歌う曲とソロの曲があり、どれも解散したグループの曲だった。ぶち上がり•夏系のセトリに、わたしはあの頃の血が滾ってサイリウムを折った。整理番号が悪かったので後ろの方に陣取って、人々の隙間から推しの姿を垣間見ようとした。でも、姿が見える瞬間を必死に探すより、このサイリウムの青色が彼女の目に届けばいいなと思った。あなたがステージで踊ってるところ、まだこれからも見せてほしいんだ。 フロアで発生するオタ芸を眺めて、そうだこれこれ!と思い出す。わたしにとってのアイドルオタクはオタ芸を打てる人であり、恥ずかし気なく発動できることにちょっと憧れていた。にわかオタクなわたしはもうロマンスぐらいしか記憶になくて、煽りに乗って手をあげるのみだった。 最近は推しがひとりでステージに立って語りかける姿を見ていたから、昔のメンバーと軽快にやりとりをする様子を見て、そういえばこんな現場に通ってたんだった……と思い出したりした。でも、推し単独のゆるさがわたしにはもう実家になっていて、また単独のイベントに行くか〜と思いながら帰った。次は8月にある。 アイドルに会いに行ったりすること、なぜやっているのだろうと我に帰るときもある。認知が無くても見に行くことが、純粋な好きに思えてしまうから。でも、顔を見て名前を呼んでもらえたら嬉しくて、それだけになってしま...

また文フリに出る女

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文フリに出ることにした。 今回は大阪。移動の費用を考えると、やはり近場で出る良さを感じる。東京の規模感は経験できたので、大阪でもう少しコンパクトなイベントを経験したいと思った。とはいえ、昨年の文フリ大阪に来場者として行ってみて、十分多すぎる様相ではあったけど(本当は出店40〜50くらいのものに出てみたい、いつか)。あと、いつまで本を作って売ることができるかわからないから、今やらなきゃいけないかもしれないと思った。日々、勘を頼りに生きている。 春頃にいろいろと刺激を受けて作りたいものができて、その着地として"イベントに出る"ことを使っている。わたしは常々、文章を書かなくても写真を撮らなくても生きていけると痛感しているのだが、なにかを作り残してみたいという欲求はなぜか湧いてくる。それを叶えられそうなものがわたしの手には文章しかないので、文章にしがみついて、なんとか自己表現にならないものかとこねくり回している。厳密に言えば本をつくりたいわけでもなくて("本"という物体を自分でも作れてしまうこと自体はめちゃくちゃおもしろい、でも自分が本を通して誰かに伝えたいことなんてない、おこがましくて)、文章込み•写真込みの自分の表れたなにかをつくれたらそれでいいのだ。ときどきやっている手紙を書くことも、それに近いと考えている。 総じて売れるものを作っているわけではなく、お金をかけた娯楽になっているので、割り切って、諦めずに楽しいと思えることをやりたい。今回の目標は、気張らずに、のんびりと、無理せずに過ごすこと。そんなスタンスでも、気になってくれる人がいたなら嬉しい。 とはいえ、もうあと1カ月。入稿頑張りましょう。 最近読んだもの 彼女はNOの翼を持っている 3巻 あっという間に終わってしまった…!難しい題材ではあるのだけど、年齢問わず読んでもらえたらいいと思う。 つばさも海里も幼さはあれど、考え方が大人だと思う。わたしの方がまだ子供な気がして、少し焦る。 アオのハコ 26巻 なんかようやく部活のターンが来て好き。 おかえり水平線 ジャンプ+でずっと気に入って読んでいる。やっぱり紙で持っておきたいマンガな気がして、とりあえず1巻を購入。家族でも、家族でなくても、思いやれる関係性がうらやましいのかもしれない。 晴れた日のドレスコード 1巻 Twitt...

都会は飛行機が飛んでいる

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商店街が祭りの装いに変わって、今年も夏が来たんだと認識する。この街に来て3年目、やっとそういうリズムがわたしにも沁みてきた。 この地域のことを何も知らないまま住み始めたので、1年目に想像よりデカい祭りがワイワイとしていて人でごった返すことを知り、2年目は怖いもの見たさに人混みに紛れ込んだ。交通整理のやかましさと立ち並ぶビルにかき消される花火を垣間見ながら、人をかき分けて道を進む祭りは初めての体験で、地元の学校の校庭でこぢんまりと屋台が立ち並ぶささやかな夏祭りが少し恋しくなった。 地元に住んでいたときは、数えるほどしか夏祭りには行かなかった。母は人混みが苦手なので、ほとんど車の通らない田んぼ道の真ん中に車を停めて、遠くにあがる花火を見た。屋台でなにかを買うくらいなら家でご飯を食べるタイプの家で、買い食いを楽しんだこともほとんどなかった。縁日の賑わいとは程遠く、音の遅れた小さな花火を見る。それがわたしの夏だった。高校生のとき、部活の仲間と夏祭りに行ったときは、母が浴衣を着せて髪も結ってくれた。自分は行きたがらないくせに、子供のそういうのは嬉しかったのかもしれない、と今なら思う。 過去の反動のせいか、祭りの屋台が好きだ。なんでもない唐揚げやポテトも欲しくなって、つい買ってしまう。以前住んでいた街は、祭りでなくてもなにかと屋台が出ていたので、突然現れる非日常に嬉しくなった。大きな街は屋台がたくさんあって楽しい。 今年の祭りは土日に重なる、ということにもう気付いていて、休みの日なら人混みに負けずに花火を見に行こうかと悩み中。わたしはまだ青春が足りなくて、この歳になってもあのときの寂しさを埋めている。 昨日は駅へと歩きながら、頭上を過ぎていく飛行機を眺めた。都会は意外と飛行機が飛んでいる。空港の関係なのか、低めに飛ぶ大きな飛行機を目にする機会が増えた。この前東京の街を歩いていたときも、ごーっと音がすると思ったら比較的低めに飛んでいく飛行機がいて、都会の共通項なのかと思ったりした。田舎だと、飛行機雲でしか存在を確認できないような距離を飛んでいくから、こんなに間近を過ぎていくことにいまだに驚いている。わたしは今でも飛行機が過ぎるとカメラを構えたくなるけど、行き交う人は誰もそんなことをしていなくて、これはただの日常なんだと言われている気がする。 先日東京に行った時は朝の通勤ラッシュに...

じぶんのかたち

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なんだか先週の疲れが取れなくて、眠って眠って眠った休日だった。眠いというより、なにも考えなくするために強制シャットダウンしている節がある。 久しぶりにカラオケに行った。もう半年以上は行ってない気がする。元々歌が上手いわけではないが、期間が空くと全然歌えなくなっているのを実感してもどかしくなった。以前は家でも何か歌ったりしていた気がするが、今の家に住んでからは近所迷惑が気になって意識的に歌わなくなった(前の家でも迷惑だっただろうが)。最近良く聞く曲を流しても、初めて歌詞を声で追うとついていけなくなって、徒競走で足が絡まる父兄のようだった。気休めに、昔よく歌っていた相対性理論を入れると案外体が覚えていた。反復練習した甲斐が今もまだ残っていたらしい。歌って、1番身近な音楽の触れ方だと思っている。だから、歌が上手いならその方が人生楽しい気がしている。いつかボイトレに行ってみたい、人並みの歌唱力になるために。 先日、初めてのアイドルさんのライブに行って、初めての特典会に参加した。最近は顔馴染みの推したちに会うことばかりだったので、初めてって何を喋ったらいいのか戸惑って、ちょっと間違ったことも口走った気がする。名前を聞いてくれて、呼んでくれる。初めてって久しぶりで、むずむずした。 ライブ中はステージより観客が気になって、以前通っていた現場とは違う応援の仕方にうまく馴染めない。マサイ、というか推しジャンというやつなのか。周りに溶け込んでMIXを打つあの空気はもう無くて、かといってこの現場のように小ぶりにペンライトを振る仕草もできなくて、昔みたいなモチベで走ることはできないんだなあと少し思う。それでも、ライブを見に行きたいと思える音楽に出会えるのは嬉しい。 メンバーが特典会で名前を呼んでくれたとき、自然と"さん付け"されていることに自分の年齢を感じた。そりゃ、10も下の女の子なのだから、それが普通のことなのだ。私生活も含めてさん付けで呼ばれることが増えて、じぶんのかたちが少しずつ大人びていくのを実感する。これから先、そうやってしか関係性を始められないのかと思うと少しぞっとした。これを早く受け入れなければならないのだ、きっと。 (水の写真を撮るのが好きだ)

ブロックする勇気がない

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LINEの通知の数を見て、今月も1日を迎えたんだと思い出す。公式アカウントたちから、せっせとお知らせが送られてくる。連絡を取る友人より公式アカウントの方がはるかに多い。ブロックしてしまうとまたお店に行ったときにブロックしてるのがバレてしまうんじゃないかと思って、ずるずると友達が増えている。会員証がLINEに紐付いてるのも悪い。でも確かに便利な気がして、LINEの会員証が増えていく。わたしのためでないメッセージばかりで、なんだか疲れる。連絡用というよりSNSのタイムラインに近くなっているのかもしれない。既読にだけして、非表示にスワイプ。届いたクーポンを使うことはほとんど無い。ひとつだけ、以前住んでいた街の飲食店のアカウントをブロックした。いつか行くかもしれないと思っていたけど、いや思ってはいるけど、こういう未練が良くないのかもしれない。さようなら、いつか会う日まで。 そんなこんなで7月というのも信じがたい。7月って、もっと暑くて、でも爽やかで、きらきらしてるんじゃないのか。かき氷の、溶けかけた水が光ってるみたいな。ぬるっと迎えたこの季節に、もっとときめきたいかもしれない。夏の予定が無いから、ひとつくらい旅行の計画をした方がいいかもしれない。ぬめぬめしている、全体的に、心も。 思い返したこの半年は特になにもやれてない気がしつつ、毎日の記憶はあるからやっかいだ。あっという間だったけど、ちゃんと生活をしていた。歳のせいで忘れちゃったよ、と笑えた方がいっそ清々しい。 今月もしいたけ占いが更新されたので、スクロールする。うんうん、そうだね、刺激がほしい。だから文フリにまた申し込んでしまったのだ。新刊は作りたい。かわいく、とっておきのものにしたい。ブログ本は間に合わない気がするから、前回の本を増刷しようか。いろいろ考えているときが1番楽しい。 ずっと楽しくありたい。世の中に抗って、わたしはいつまでことばを書けるのでしょうか。 (観覧車ってなんかすき。見るのは。)

視界

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メガネを新調した。普段はコンタクトなのであまりメガネを使う機会がなく、メガネ屋さんってなんかちょっと入りづらくてなあ…と思ってたら、前買ってから10年過ぎていた。よく一度も壊れずに、10年持ったものだ。 久しぶりに入ったメガネ屋さんは、かなりてきぱきと案内された。初手視力検査には驚いたが、こちらも買うつもりだしいいかと腹を括れた。メガネ屋さんの苦手なところは、フレームをかけたり外したりして試す時間に居た堪れなくなることだったが、歳を重ねたせいか気にせず試着する度胸がついていた。自分に似合うフレームがわからないので相談したら、ちゃんと教えてもらえたのもよかった。たぶん接客してくれたお姉さんがかなりいい人で、短時間なのにすべて完璧だった。手に入れたメガネはかなり見やすくて、コンタクトをするより見やすい。もはや普段からメガネにしたいくらいだ。職場にメガネをしていったら驚かれるのかなあと思いながら、まだその勇気はない。 わたしは人にエネルギーを貰う方が前を向けるのかもしれない。久々に推しのイベントへ行って思ったことだった。 自走するには気力と体力が足りないなと社会人になってから気付いた。どちらかと言えば先に体力が尽きてしまうので気力で頑張り続けることになるのだが、そもそも気力も無いのですべての力が果ててしまう。最近は体力を一定の防衛ラインで維持できるように気をつけているが、気力の維持って難しい。 そういうときに推しの表現を見ると、エネルギーをもらえる。確実に、+αの気力にもなっている。何かしらの後ろめたさが迫ってくる日もあるけど、推しを改めて尊敬して、また会いに行こうと思うのだった。 最近読んだもの 太陽よりも眩しい星 14巻 大事にしたいから離れることってあるかも。そういうことならきっとわたしもわかる。 多聞くん今どっち!? 16巻 思うことが多すぎる…神巻…昼休憩に読むんじゃなかった…。 紅白を見守るE/YES、めちゃくちゃにかっこよくやりきるF/ACE。見守り勢があったかすぎて、その姿に涙。F/ACEに絆が生まれつつあるのも、それを多聞くんがかたちにしようとしているのも、ありがたすぎる。わたしも、好きなアーティストが初めて大きな音楽番組に出るとき、テレビに張り付いて、緊張して、応援していたなあ。頑張ってくれって願ってた。 うたげの信頼が増していくのもとてもわかる。でも...