アーカイブインターネット
Twitterのアカウントを消せずにいる。いや、特に消すつもりは無いのだけど、転々としてもう活動していないアカウントも、もったいない気がして消す気になれない。先日ふとTLに、前のアカウントで見ていたイラストレーターさんの絵が流れてきて、この人も相変わらずだなと思った。同じようにそこに居続けていて、妙な連帯意識を持った。
時々、あっさりとアカウントを消しては移動していく人を観測する。昔フォロワーにそういう子がいて、アカウントを変えてはフォローしてくれて、私も文面からそれを察知していた。今はどこにいるのか、本当にもうやめてしまったのか、時々思い出しては切なくなる。そういう身軽さに憧れもある。わたしは過去と思い出に執着しすぎている。全部覚えている、思い出せてしまう。もう誰も覚えていない日々のことを、私だけが覚えているみたいだ。
よく考えると、未来に見返すことを想定してインターネットに書き残している気がする。タグをあらかじめ決めて投稿したり、写真欄の並び方を想定して並べたり。そうやって考えてるうちに、頭に残って忘れられなくなる。今が過去になる日のことを思って、アーカイブを作っては並べている。
インターネットの記事が無くなっているという話を耳にした。今インターネットから消えたら、わたしの10年ぐらい何もなかったことになりそうだ。きっとそうならない人たちが、今の実体を持って過去を削除している気がする。
と、書いて放置しているうちに給料日になった。漫画の新刊が出ているので買わねばならない、クレンジングが無くなってしまったので買わねばならない、出張があるのでいい感じの服を買わねばならない。ゴールデンウィークは家にいます。
(好きなヘアオイル)
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