育った土地、生きていく場所
将来どうやって生きていこう。
かりそめの賃貸マンションで一生生きていける気がしない。かと言って、家を購入して、一生働き続ける誓いを立てるのもまだ覚悟できない。でもなあ、このまま住んでたら地震も来るだろうしな、親族の老後を見据えて実家の相続とかどうすっかな。でも地元に帰ったら今の仕事はもうできなくなっちゃうな、とか。住む場所を決め切れるだけの理由がない。このまま都会に住んでてもいいけど、さすがに、実家を潰したとして、育った土地を手放すのは寂しさがある。
大学生になるときに実家を出て、就職してから段階的に都会に進出してきた。引っ越すたびに、人間どこでも生きていけるなと感じる。あんなに怖がっていた都会の生活も、それなりに落ち着ける場所を見つけて生活できている(今もそこに住む人々のことは怖いけど)。
都会はやっぱり良さがある。ものや情報が集まっている。片道数百円、数十分で人生を豊かにする楽しいものに出会える。気合いを入れなくても文化に触れられる。仕事がたくさんある。田舎にはない仕事がある。家から通える範囲で職を選ぶことができる。高い家賃を払い続けてでも住む価値があるように思わされる。そこに実家がある人々のことは羨ましく思う。
大阪という街でさえ、わたしの生まれた町とは全然違って、都会の偉大さを見せつけられていた。のに、東京に住む人たちと仕事で関わるようになってから、大阪ですら地方なのだなと思わされる。今まで目にしてきた街はいつだって脇役扱いだったのかもしれない。そう思うと、東京をライバル視するマインドも少し理解できる。そんな大都会生活2年目。
最近嬉しかったことを書く。
通える美容室を見つけた。わたしのよくわからない要望を汲んで提案をしてくださるお姉さんの元に通っている。年上のお姉さんに頼っていると、わたしもこんなふうになりたいと憧れを抱く。人柄に惹かれて髪を切ってもらっている。
HABAでもらったラベンダーのヘアオイルが良い。重たくなることもあるので、量には注意。HABAのラベンダーのスクワランをよく買っていて、先日そのおまけにヘアオイルをもらった。尋ねたら、ラベンダーは販売していなくて、たまに他の香りで販売することはあるらしい。質感が好きなので、他の香りでも買おうかな。
ラブリーサマーちゃんのライブに行った。好きになったきっかけのベッドルームの夢を聞けて嬉しかった。MVがとても好きで影響を受けていて、壁に写真を投影する撮影がしたいとずっと思っている。投影するための写真を今も撮り集めている。
(いつか投影したい写真)
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