容量いっぱい
Googleの容量を減らしなさいって、たぶん半年以上怒られている。デフォルトでGoogle Photoに同期しているからそのせいなのだけど、写真、というか画像の整理が苦手で手がつけられない。データが大きい動画を消しな?と提案されるけど、動画ほど消すのは躊躇われる。消したらすべて消えてしまう気がして苦しい。
わたしがフィルムを使いたい理由は、物として残せるからだと言ってもいい。現像から戻ってきたデータはちゃんのわけて保存する気になれるし(とはいってもデータが飛ぶ可能性はあるけど)、フィルムはとりあえずすべて取ってある。いざというときになんとかなる気がする、という安心感かもしれない。そういう意味では紙に印刷して残したり、ちゃんとアルバムを作る方が、写真の管理としても保存としても機能するんじゃないかと思う。その辺のもろもろを吹っ飛ばすためにチェキで撮影して、そのまま残している節もある。
ちょうど高校生ぐらいからデジタルで写真を残すことが増えて、高校や大学の頃の写真はもう管理しきれていない。過去に使っていた携帯電話は今もすべて所持していて、それはデータを丸ごと手放すのが怖いからだけど、いまさら中身を取り出すことなんてできるのだろうか。それでも、なにかを撮り残していた証拠として携帯電話本体を持っておかないと、本当に無になる気がして怖い。世の人々はそういう恐怖は無いのだろうか。
かろうじて紙で残っているのは、プリクラだ。何故か狂ったようにプリクラを撮っていたあの頃、今となってはほぼ唯一、実体として残る写真だと思う。あんまり盛れたりしない機種があるなら、今でも撮りたいと思う。撮ってすぐ紙になって出てくるってすごいと思う。遊んだ記念にプリクラ撮る文化、もう一度やりたい。
最近読んだもの
ゴールデンラズベリー 5巻
持田あき先生のマンガ。もちろん紙で買っている。
そろそろ躓きそうな予感はしていたがついにか…と、項垂れながら読み切った。
マンガのキャラたちには憧れることが多いけど、塁にはなりたいと思う。黒髪の似合う美しさも、はっとする瞳も、自分の意志を持ってはっきりと振る舞える姿も、こんなふうになってみたかったと思う。だから、北方が塁に惚れ込んで輝いてほしいと思う気持ちに共鳴している気がする。きっと恋愛もののマンガだけど、それより塁の良さが全世界に知れ渡ってほしいから、北方の仕事マンガものとして読んでる部分も大きい。はやく続きが読みたい。
ブルーピリオド 17巻
八虎ってさ、見た目よりずっとピュアだよね…。ヤンキーのようないかつさのある見た目で、わたしが実際に出会ったら話しかけることすらしない存在だと思うけれど、わたしよりずっと真っ直ぐに頑張って、大切なものを信じていくピュアさが改めて刺さる。崇拝している先輩からの言葉を信じられない17巻のラストのシーン、八虎の気持ちを思うと痛くてたまらない。
キャラとしては八雲に惹かれている。笑ったときのぐわっと歯が見えるくらい大きく口をあけて、なんとなく非対称に笑うところが忘れられない。既にいろんなものを持ってるけどその先を目指して進んでいけること、全然違う人間すぎて感心しながら眺めている。
このマンガはトーンの表現が独特な気がしていて、白黒のマンガなのに絵の具で塗っているように見える。どういう作画なんだろう。アナログかと思っていたけれど。
(golden halfの写り、いいよね。壊れてしまったけど、もう一度使いたい)
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