平静を装って生きていく

文フリの入稿ラッシュが終わって、なんか暇になっている。フリーペーパーも大方できたし、本の帯でも作ろうかと思うくらいの余裕。でも帯でダサくなるのは避けたい。悩む。設営のイメージもついているので、必要な小物を買い揃えるくらいだな。あとは印刷がうまくいってますようにと祈るのみ。

きっとnoteは書いた方がいいんだろうなと思う。流入経路としては、Webカタログ新規とTwitter新規とnote新規がありそうな気配がする。noteはめちゃくちゃ外向けのキラキラ⭐︎した文章を書かないといけない(と勝手に思っている)ので、心が折れそうになる。薄暗い本拠地はここです。


普段から頭の中ではあれこれと文フリまでのスケジュールや設営のイメージを膨らませているときもあるが、仕事中はなに食わぬ顔でパソコンを眺めている。元々定時退社組なので、早く帰ろうとも違和感はない。心では"今日はデータを仕上げて入稿するぞ!!"と意気込んでいても、見た目は淡々と働いている人だと思う。そう思ってるのだけど、ばればれだったらどうしよう。今となっては、オタクに恋は難しいの成海と同じ状況だ。作ってるものは全然違うけど、でも、隠してたいところは似ている。


まだ出来上がってないが、本を作るのは楽しいと思えた。それだけでも収穫だった。紙の選び方、本のサイズ、文字の配置、すべてが自分の世界観になるのだと思えば、1mmも手を抜かずにやりきりたいと思えた。書影を撮るために、これまでカメラを買って写真をやってきたんじゃないかとさえ思える。人生の総集編で走馬灯みたいだ。そんな本を作った。ただ、これを売らねばならぬというプレッシャーは嫌で、自分が万人受けするとも思っていないので余計に嫌になる。

だから、もし次つくることがあるなら、手製本で10冊だけとか、わずかでも心を込めてつくりたい。心通うひとにだけ届けば、それがいい気がしている。

今回も心は届けたいので、おまけをつけたりなんなり用意している。


先日はコスモスを見に行って、先週末はススキを見に行った。Threadsで出会った方が誘ってくれた。わたしはThreadsを出会い系と呼んでいるのだけど(カメラマンとモデルを探すポストばかり流れてくる)、初めて出会えた、きっと唯一の人。文フリが終わったら冬がくるので、「次は桜でも」と言って別れた。本当は冬も撮れたら嬉しいけど。そのときは人任せにせず、わたしから誘いたい。


(ススキは暴風すぎたので、コスモス)

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