部屋探しの条件

家って買った方がいいのかな、と考えたりする。買おっかな〜で買えるものではないけど、一生物だからこそ考える時間は長い方がいい気がする。

地元は一軒家がほとんどで、人数分の車を所持するような地域だった。だから家は借りるより買うものというイメージがあるし、買うなら一軒家だという刷り込みもあった。そもそもマンションがほとんどなく、あってもアパートで、しかもアパートを借りてまで住む人もいなかった。そんな環境で育ったものだから、都会に出てから、マンションって本当にあるんだ…と知った。漫画やテレビでしか見かけないマンションの部屋番号になぜかとても憧れがあり、ひとり暮らしをして自分の部屋の番号を持てるが嬉しかった。退去する前に部屋番号の写真を撮ったことをよく覚えている。そうこうしているうちに、今ではマンションの方が住み慣れた気がする。(アオのハコで友達の住むタワマンに行く描写があるのだけど、どうしたらそんなところに住めるんだろうとずっと思っている。)

今まで引っ越しを5回して、その分部屋探しをして、実際に住んでみて、そのたびに部屋を選ぶための条件が増えつつある。


まず、南向き。

日光を浴びないと生活できない。最近の猛暑はさすがにご遠慮したいが、それでも多少は光に当たっていないとむずむずしてくる。ミトコンドリアで光合成しているに違いない、と信じている。特に、朝は太陽の光を浴びて目が覚める。だから、夏は早く起きるし、冬は全然起きられない。あまりにも起きられないものだから、光で起こしてくれる時計をかなり調べたことがある。結局、どれも本物の太陽にはなれないと思ってやめてしまったけれど。

それから、少し高めの階がいい。

景色云々ではなく、切実な虫問題である。アパートの2階に住んでいたときは時々虫が出没して、その度に怯えながら生活していた。少し上の階に住むだけで一切の心配がいらなくなり、著しいQOLの向上を実感している。というわけで、きっと一軒家に住むことはもうない。もし家を買うことがあってもマンションになるのだろう。

さらに、部屋は広い方がいい。

これが都会だとほんとうに難しい。新卒で住んでいた地方都市と都会を比べると、狭くて家賃の高い部屋しかない。そもそも、地方都市と同じくらいの広さの部屋が存在しない。地方の部屋に慣れていると、まず狭さに妥協することから都会の部屋探しがスタートする。加えて南向きであることはさらにハードルが高く、都会の暮らしの難しさを突きつけられることになる。そう理解できるようになっても、今までの暮らしが染み付いていて、ある程度広い方が落ち着くのが実情だ。きっと、立地と広さを天秤にかけて選んでいくしかないのだと思う。

もっと言えば、オートロックとか宅配ボックスとかスーパーが近いとか駅が近いとかそんなことも考えざるを得ないけれど、まず健やかに生きるために上記の3つは譲れなさそうだ。いつか終の住処を見つけたときは、朝になったら自動で開くカーテンをつけたい。



最近読んだもの

真夜中のオカルト公務員

LINEマンガの無料分で読み進めていたらご愛読(無料で読める分の最後が来てしまうこと。元は、無料で読める分の最後に「ご愛読ありがとうございました」と書かれていたことに由来する。)になり、気になりすぎるので続きの15巻から購入した。なんか終わりそうな雰囲気出てるな〜?と思いながら読み進めていると、17巻が最終巻だったらしくあっという間に読み切った。

新人だった新が自分の意思でアナザーと関わることに決めて、ページが進むごとに表情が真剣になっていく。真剣になるから怒りもする。強い意思は憧れる。

表紙のシンプルなデザインもいいなと購入してから気付いた。


(前に住んでた部屋の写真を見ると、胸がぎゅっとなる。わりと気に入っていたから。)

コメント

このブログの人気の投稿

今だから思うミスiDのこと

お手紙を書きます2025

生まれ変わったら"東京生まれ"になりたい