じぶんのかたち

なんだか先週の疲れが取れなくて、眠って眠って眠った休日だった。眠いというより、なにも考えなくするために強制シャットダウンしている節がある。


久しぶりにカラオケに行った。もう半年以上は行ってない気がする。元々歌が上手いわけではないが、期間が空くと全然歌えなくなっているのを実感してもどかしくなった。以前は家でも何か歌ったりしていた気がするが、今の家に住んでからは近所迷惑が気になって意識的に歌わなくなった(前の家でも迷惑だっただろうが)。最近良く聞く曲を流しても、初めて歌詞を声で追うとついていけなくなって、徒競走で足が絡まる父兄のようだった。気休めに、昔よく歌っていた相対性理論を入れると案外体が覚えていた。反復練習した甲斐が今もまだ残っていたらしい。歌って、1番身近な音楽の触れ方だと思っている。だから、歌が上手いならその方が人生楽しい気がしている。いつかボイトレに行ってみたい、人並みの歌唱力になるために。


先日、初めてのアイドルさんのライブに行って、初めての特典会に参加した。最近は顔馴染みの推したちに会うことばかりだったので、初めてって何を喋ったらいいのか戸惑って、ちょっと間違ったことも口走った気がする。名前を聞いてくれて、呼んでくれる。初めてって久しぶりで、むずむずした。

ライブ中はステージより観客が気になって、以前通っていた現場とは違う応援の仕方にうまく馴染めない。マサイ、というか推しジャンというやつなのか。周りに溶け込んでMIXを打つあの空気はもう無くて、かといってこの現場のように小ぶりにペンライトを振る仕草もできなくて、昔みたいなモチベで走ることはできないんだなあと少し思う。それでも、ライブを見に行きたいと思える音楽に出会えるのは嬉しい。

メンバーが特典会で名前を呼んでくれたとき、自然と"さん付け"されていることに自分の年齢を感じた。そりゃ、10も下の女の子なのだから、それが普通のことなのだ。私生活も含めてさん付けで呼ばれることが増えて、じぶんのかたちが少しずつ大人びていくのを実感する。これから先、そうやってしか関係性を始められないのかと思うと少しぞっとした。これを早く受け入れなければならないのだ、きっと。



(水の写真を撮るのが好きだ)

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